コルザのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は前回に続いて、台湾留学を志した背景の後編をお届けしたいと思います。
まだ前編をご覧になっていない方は、ぜひ前編もご覧ください!
職員室での涙と、ヨイショ作戦
台湾留学への道を歩む上で一番の難関は、担任の先生でした。
私は放課後職員室へ足を運び、担任の先生を説得しに行きました。
先生は現実的で、最初は私の話に全く耳を貸してくれませんでした。
険しい表情を浮かべ、腕を組んで座っている先生に、私は思わず感情が溢れてしまい、先生の前で泣きながら訴えました。
「先生、私は今本当に辛いんです。でもこの台湾留学が、私に希望をくれたんです。これだけは、どうしてもやりたいんです!」
なりふり構わず本音をぶつけながら、何を思ったのか私はある行動に出ました。
先生のプライドをくすぐる「ヨイショ作戦」です。(何を言ったのかはうろ覚えですが、こんな感じです)
「先生は難関の〇〇大学(先生の母校)を出ていらっしゃるんですよね?台湾の大学にも素晴らしいカリキュラムがあります。先生のようになりたいんです!」
私の必死さと泥臭い交渉に、それまで頑なだった先生もついに
「コルザがそこまで言うならね…どの大学に行きたいかは決まってるの?」
と、私の話に耳を傾けてくれるようになりました。
留学するために提示された条件
父と担任の先生から出された条件は明確でした。
それは、「留学に行ってもいいけど、大学入試センター試験(現:大学入学共通テスト)は受けること」です。
父と先生曰く、選択肢を狭めないように、保険として試験を受けてほしいとのことでした。
そこからの私は、日本の大学受験に向けて勉強する傍ら、台湾へ留学するための準備を進めたり、台湾での生活を想像したりしていました。
試験当日も、私は台湾へ行くことを決めていたので、それほど緊張しませんでした。
結果がどうであれ、試験が終わった後は「これで留学準備に集中できる!」と解放感がありました。
先生との最後の攻防戦
しかし、試験が終わってもなお、先生は諦めていませんでした。私の自己採点を見た先生はこう言ったのです。
「コルザ、この点数なら、もともと志望していた〇〇大学に十分合格できるわよ。本当に出願しなくていいの?」
学校側からすれば、進学実績が欲しかったのかもしれません。でも、私にとってそれは、留学するための条件でしかありませんでした。
「大丈夫です。私は台湾に行くと決めたので」
今振り返っても、日本の大学に出願しなかったことを後悔したことはありません。
どちらかと言うと、「どの道行かない日本の大学の受験勉強に費やしたあの時間を、もっと中国語の勉強や情報収集のために使えばよかった」ということに少し後悔しています。
それほどまでに、私にとって台湾への道は、日本の大学受験よりも価値があるものだったのです。
おわりに
前編と後編に分けてお届けした私の留学を志した背景はいかがだったでしょうか。
私を信じて送り出してくれた家族をはじめ、先生方、友人には感謝の気持ちでいっぱいです。また、あの時決断してくれた自分にも感謝しています。
今振り返って思うのは、自分のやりたいことにおいて、周囲の意見を聞くことも大事ですが、それほど重要ではないということです。(コルザの話もあまり鵜呑みにしないでください。あくまで個人の感想です。)
「無理だ」「もったいない」と言って反対してくる方は、私たちのその後の人生まで責任を取ってくれるわけではありません。
もし「これだ!」と揺るぎないものを見つけたのなら、たとえ周囲がどれだけ引き止めてきても、その直感を信じて突き進んでみてください。
その先には、皆様が自分で選び取った新しい世界が待っているかもしれません。

