コルザのブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さんは、ご自身のささくれやかさぶたなどが気になったことはありますか?気になって剥がしてしまった経験のある方は少なくないでしょう。
今回は私の精神的症状の一つである「スキンピッキング」についてのお話です。
毎日気がつくと手が皮膚に向かってしまう。むしり続け、一時的な快楽を覚えることもあるものの、その後後悔と罪悪感に駆られる……。
今回は前編として、私がこの症状が始まったきっかけと、実際にどのような症状が出ていたのかを、最も大変だった当時を振り返りながら整理したいと思います。
これはあくまで私の向き合い方です。この記事が少しでも読者の皆様の参考になれば幸いです。
スキンピッキングが始まったきっかけ
私のスキンピッキングの始まりは、中学生の頃のある何気ない出来事でした。
当時、少しずつ自分の見た目が気になり始め、カミソリを使って体毛を剃っていたとき、うっかり刃が当たって肌を傷つけてしまったのです。その後浴室でふやけたそのかさぶたが気になって、爪で剥がしてしまいました。
かさぶたはきれいに剥がすことができ、その瞬間、脳に直接届くような妙なスッキリ感がありました。この一瞬の快感を脳が覚えてしまったことから、私は自分の皮膚上にあるものに対して、徐々に敏感になっていきました。
症状と主なエピソード
あの日以来、私はただの「癖」では片付けられない、以下のような症状に悩まされることになります。
- 皮膚上のものへの執着:かさぶた、ニキビ、カサつき、ほくろ、埋没毛などを見つけるとそれで頭が一杯になり、排除せずにはいられなくなる。
- 授業中や日常生活の中で、無意識にむしる場所を探してしまう。一度始めると、血が出て傷が残ると分かっていても、途中で止められない。浴室で、肌をむしるためだけに、30分以上の時間を費やしてしまうこともあった。
- 尖った道具の使用:症状が一番深刻だった時期は、爪だけでなく、針やシャープペンシルといった尖った道具を使い、皮膚をむしり続けていた。
- 内面の苦しみとSOS:中学・高校生の頃は、言葉にできない内面の苦しみや辛さを「誰かに気づいてほしい」という思いから、わざと血が出るまでむしってしまったり、人前でやってしまったりする側面があった。
- 気づかないうちに増えていく傷跡:どうやってそれほど多くの傷を作ったのか記憶にないほど、いつの間にか四肢が月面のクレーターのように傷だらけになっていた。
- 中学・高校時代、全身が傷だらけだったため、周りの人から「全身傷だらけだけど、何回も転んだの?」と驚かれることがあった。
- 四肢に包帯を巻いて登校したとき、先生から「今日のコルザはとても痛々しいわね」と言われた。
- ささくれをむしって出血してしまい保健室へ行ったとき、保健室の先生から嘲笑的に「血を見ると安心するんでしょ?」と言われた。
- 部活動の顧問の先生に「その傷はどうしたの?」と聞かれ、私はアトピーでもあったため、そのせいにした。しかし、先生から「でも、アトピーではこんな風にはならないよ」と言われ、焦りを感じた。
- 自己嫌悪と罪悪感:我に返ったとき、傷や傷跡だらけの自分の肌や血を見て、「ああ、またやってしまった」と後悔の念に駆られる。
前編の終わりに
当時はスキンピッキングだけでなく、自分ではコントロールできない複数の精神的症状が同時にいくつも重なっていました。さらに、学校や人間関係による強いプレッシャーが引き金となり、症状はより悪化してしまったのだと思います。
しかし大人になった現在、当時のような人間関係の圧力や張り詰めた強いストレスはなくなりました。それにもかかわらず、今でもなぜか皮膚をむしる行為だけがルーティンのように残っていて、前回の記事の歯磨きのように満足のいく段階にはまだ達していません。
次回の後編では、現在も続いてしまうこの症状に対して、実際に私が試してきた対策や心の在り方についてお話ししたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。